おちデンタルクリニック長久手 集患支援

背景

おちデンタルクリニック長久手は2016年12月イオンモール長久手のオープンと同時に、開院。多くの地域の方々に診療を提供したい思いから、診療台数7台を設置し、Drは院長、副院長、矯正医、口腔外科医の体制に、歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフも多く雇用した。院長の診療方針は虫歯や歯周病など一般診療は一般治療を担当するDrが、矯正治療は矯正医が、難易度の高い外科的処置は口腔外科医が担当する、専門分野担当医制であった。
イオンモール長久手は大型のショッピングモールで、尚、テナントの立地も本館1Fの出入口付近であること、それに、モールへの来館数から開院当初からたくさんの患者さんが訪れ、患者数は徐々に伸びていたが、まだ余力があった為、より早くさらに多くの地域の方々へ当院の診療を提供し予防の大切さを伝達するにはどのような施策が必要か行動を起こしたいという希望があった。

取り組み内容

当時、診療内容の周知は、オフィシャルサイト設置、イオンモールオフィシャルサイトへの掲載、instagram、facebookでの情報提供、地域のローカル番組への出演、広告看板設置、地域雑誌への掲載を行っていた。取り組み内容としては、まず、他院の医療法人理事長に1日代診として診療所に入って頂き、その日の診療体験から自院との比較検討、これまでの診療、経営経験の目線から意見を院長へフィードバックを行い、また、治療費の見直し、就業規則の見直しからの助成金、補助金の検討、オフィシャルサイトの掲載順位、アクセス数の確認、ブログ、SNS投稿担当者の設置、既存媒体の費用対効果の検討、矯正治療、インプラントサイトの構築、テナント外部へのPOP掲載、イオンモール館内へのサイネージ、ポスター、映画CM広告の掲載検討、受付スタッフ、診療スタッフの接遇水準の確認、アポイントの取り方が他院とどのように違うのかを検討し診療列の追加、歯科衛生士の診療時間の短縮、ミーティングの定例化、スタッフとの個人面談、PPC広告、検索広告のトライ、WEB上の口コミへの対応策など全方面から検討し改善策を院長やスタッフとともに協力いただきながら推し進めてきた。

成果

取り組みから上下しながらも増加し、半年後、目標の診療数を達成することができたが、その後、月毎の上下は続いている状況。振り返れば、院長、副院長、矯正医、事務方、スタッフ方々には、こちらから色々とお願いを聞いて頂き、そこから生まれるストレス、不協和等発生したが、自分を見限らず並走していただいたことが嬉しく、またひとつ今後のコンサルティングに生かしていける良い経験となったと思う。依頼を受けた以上、目標をなんとか達成しなければならないプレッシャーや不安も感じた時もあったが周囲の協力を得ながら微力ながら貢献できたことにある程度満足している。

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