鴨江うちだ歯科 開業支援
背景
内田先生は愛知県内の一般歯科から歯列矯正、インプラント治療まで行う歯科医院と外科的処置がメインとなる口腔外科病院の両院にてご勤務、研鑽され、十分なご経験が整った為、2020年2月目標でご開業の準備をはじめられました。
私が所属するデンタルチームの歯科材料会社、スタッフ斡旋会社共に内田先生とは懇意にさせて頂いておりその流れでご開業のお手伝いをさせていただくこととなりました。
取り組み内容
まずは開業地を選定する為、先生から希望エリアをお聞きし、そのエリアの診療圏調査を行い現地視察を繰り返しました。先生は浜松市内ご出身でした。開業は生まれ育った地元の浜松市でとの想いがありましたので、浜松市内の開業候補地を自分含め、色々な方々のご支援を頂きながらたくさんの物件を内田先生へご提案させて頂きました。土地勘がある先生は割と早めに目星をつけられ、浜松市中区鴨江町のガソリンスタンド跡地でご決断されました。この土地は診療圏調査の成績が平均以下でしたが、先生の土地勘が大丈夫だと明確でしたので、その土地で押し切ることとなりました。土地選定から地権者とのご契約までとにかく滞りなく皆がストレスを感じないよう進めていきたいという先生の思いを尊重し、仲介業者、地権者、協力業者皆様方々とのスムーズなコミュニケーションを意識し準備を進めていきました。開院日までに行うべきタスクを一覧にし、それを開業準備チームと共有し前倒しで行う意識を持って、各々が自分の役割にあたりました。歯科材料の選定、オープニングスタッフの採用活動、内覧会、開院後にいかに来院していただけるかのPR活動、保健所、厚生局への開業届等。
成果
たくさんの方々が責任感を持って開院までの準備を担当して頂きました。建築現場監督は妥協を許さない外装、内装設計、監督業を発揮して下さいました。スタッフの人選時はいかにチームワークを重んじることができるかという視点を持ち、院長先生、人材コーディネーター共にご尽力いただきました。歯科材料会社様には診療台、歯科材料の選定時、各メーカー現地をまわり、歯科材料以外の業務も含め親身になってご支援頂きました。お陰様で、内覧会には来院者数500人以上お越しいただき、素敵なスタッフ4名にも恵まれ、診療圏調査の成績は平均以下であったものの、開院後は順調な滑り出しとなりました。
今回、一から院長と開業準備を並走させて頂いたこともあり、僕自身とても良い経験となりましたし、また心から応援したいクリニックの一つとなりました。クリニックの今後成長、院長、スタッフ方々がどのように進化されていくのか僕自身も楽しみです。
鴨江うちだ歯科 2020年2月開院
http://www.kamoe-uchida-dental.com/